だから何だと言われるかもしれませんが、
わたくし、どっちかゆーと「おそば」より「おうどん」派です
(おそばも好きだ)
いつだったか旧ホームページのブログで紹介したガイドブック
『ぼくの鹿児島案内』に載っていた「西田屋食堂」に
おうどん食べに行きました
場所は鹿児島市の中心地、中央駅の西口からのびている
「ゾウさんのはな通り」の鼻先あたり
お店の外観は中国か越南かどっかの屋台みたいな
そんな雰囲気の日本家屋
外から店内があんまり見えないから
「ほんとにやってんの…?」と、不安になった
でも、お店に入ると結構お客さんがいる
どこに座ろう、と、思ってたら常連さんっぽいおじさんが
「狭いとこ座らんで奥に座りなさい」って言ってくれて
いやいやどうもどうも、と
座ったところは、おばあちゃんちみたいなお座敷
しかもお茶とか持ってきてくれたのは、
腰が約90度曲がったおばあちゃん!
メニューをみると価格破壊的な値段設定
一番高くても350円とか。。。
それに未だに竃を使って作っている
おうどんを食べているあいだ、自分が街中にいるということを
なんだか忘れてしまいそうになる
ふとどんぶりから顔をあげると、影絵の様な景色
ここはどこ、わたしは誰、ずるずるずる~ずる~
(すする音です)
食べ終わってお店を出ると、私はちゃんと街中にいた
やっぱり外からは中があまりみえない
もう一度お店の引き戸を開けてみたら、店内に誰もいなくなっていたりして
なんてことをぼんやり考えながら、現実世界に帰って行きましたとさ
おしまい
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